2014年05月20日

紹介されました!

5月18日(日)の東奥日報朝刊で『“鉄”旅あおもり決定版〜あおもり鉄道大集合』が紹介されました。



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お求めは青森県内書店、泰斗舎HP、アマゾンオンラインショップなどで。
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書評 「弘前学院聖愛高校 原田一範物語 りんごっ子で日本一」

高校野球を通して教育の原点を見つめる

                                    青木 裕次




 「聖愛ってどこよ、聖愛って女子高だべ 原田って誰よ!」
 原田一範氏は、昨年の夏の甲子園大会(第95回全国高校野球選手権記念大会)でベスト16に入った聖愛高校野球部の監督である。

 この本は、高校野球ファンにとって楽しく興味深い本であろう。また、高校野球に携わっている人や関係者にとっては、考えを新たにする一冊でもあろう。更に、高校野球だけではなく企業や組織をまとめ士気を高めて行くための参考図書でもある。そして、教育に携わる全ての人達に、是非とも読んで頂きたい書物である。

 あれからもう十三年になるのだろうか。弘前学院聖愛高校野球部が、初めて全国高校野球選手権青森大会に出場した時の岩木高校との試合を、今も鮮明に覚えている。女子高校として長い星霜を越え、弘前市に「聖愛高校」有りと言われてきたその高校が、男女共学となったことは驚きだった。そして、共学になったばかりの高校の野球部が試合に出ると言うことにも驚いた。その試合の結果は周知の通り2対29の5回コールド負けだった。失礼を顧みずに正直に言えば、やっぱりなと思った。しかしである。聖愛高校野球部の成長は著しく、年を追う毎に目を見張るほど強くなってゆく。そして、創部十三年目にして、なんと甲子園出場を果たし、その上ベスト16に入る快挙を成し遂げるまでに成長したのである。その勇姿は私達の記憶に新しい。

 十三年という歳月は、長いようで決して長くはない。人間に例えれば、やっと中学生である。創部何十年という野球部でも、甲子園に出場していないところは沢山ある。それが、創部十三年で甲子園に出場するに至り、一回戦・二回戦と勝ち進みベスト16に入ったのだから、その野球部の軌跡には必ずや示唆するものがある。それに気付き丹念な取材と的確なインタビューを重ね、臨場感に満ちた筆致によって、原田監督の信念と行動そして言葉が花開いた。それが本書である。

 「生活は人間を陶冶する」「三方向への礼」「夢の発見リスト」「成功のこつはコツコツ=v等々、全編にわたり高校球児を育てる鍵がある。いや、高校生を如何に育てるかというヒントに富む。高校野球を通して人間育成をすることを信条とした原田氏の実践例が隈無く書かれた本書は、教育に携わる者にとって必見の書であろう。

(あおき・ゆうじ=元県立北斗高校校長・東京都町田市在住)



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「弘前学院聖愛高校 原田一範物語 りんごっ子で日本一」は、山内正行・原田一範著、青森県内の主要書店、泰斗舎のホームページで販売中。A5判、200ページ、1300円(税別)、泰斗舎刊。



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